ブログ新規開設

 こんにちは。ご無沙汰しておりました。唐突にブログ再開でございます。立教大学グリークラブのブログは、昨年6月に第35回立教大学グリーフェスティバルを目前にして更新停止しておりました。

 なぜ新しくブログを取得し直したかといいますと、このブログを作成するために必要なはてなさんへの登録が、現ITマネージャーの与り知らぬ先々…代のアドレスにて行われていたためです。はてなIDを取得し直し、ブログも新規作成し、心機一転、またグリークラブの様子を書き綴っていこうと思います。三日坊主になったら罵倒してください。

 

 さて、さっそくですが、来たる今月27日に演奏会を行ないます。

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 バンダナによくあるペイズリー模様みたいな斬新なデザインですが、内容は上記のとおりです。

第36回 立教大学グリーフェスティバル 開催!!

~皆川達夫先生米寿記念~

 JR京浜東北線の青いやつに乗って川口駅で降ります。改札を出たら左へ進み、突き当たって左を向くと大きな建物があります。川口リリアさんです。そのメインホールにて、15時開演となります。

 毎年6月に行なう立教大学グリーフェスティバル(通称グリフェス)は、現役グリー民によるステージのほか、合唱団としてご活躍なさっているOBOGの方々の各ステージ、そしてOBOGの方々と現役による合同ステージにて構成されております。

 今回は、立教グリーの名誉部長である皆川達夫先生の米寿記念ということで、合同ステージにてJosquin des Prez作曲「Missa Pange Lingua」を演奏いたします。これは先生が特に気に入られている曲で、グリフェスや定期演奏会で何度か演奏されているそうです。

 現役による第1ステージ(通称学生ステージ/学ステ)では毎年、混声合唱「愛唱曲集」より4曲を演奏しています。今回も例に漏れず単品4曲の演奏を予定しております。正学生指揮者と準学生指揮者による2曲ずつの演奏となります。曲目は以下。

 

★「そのひとがうたうとき」谷川俊太郎 詩/松下耕

 混声合唱曲集『そのひとがうたうとき』終曲。平和への祈りを謳います。

 中の人は木下牧子作曲のほうを知っていましたが、詩の良さや深みはどちらの曲にも表現されています。


そのひとがうたうとき(混声四部合唱 作曲:木下牧子) - YouTube

 

★「みやこわすれ」野呂昶 詩/千原英喜 曲

 混声合唱とピアノのための組曲『みやこわすれ』終曲。菊に似た形のみやこわすれという花をモチーフに、故郷を忘れようとしても忘れられない切なさや美しさをうたいます。

 ちなみにこれがみやこわすれの花です。

和名の由来は、承久の乱にて佐渡に流された順徳天皇がこの花を見ると都への思いを忘れられるとの話によるとされ、この由来によって花言葉は「別れ」や「しばしの憩い」などといわれる。 (出典Wikipedia

 

★「きみ歌えよ」谷川俊太郎 詩/信長貴富

 混声合唱とピアノのための『新しい歌』第3曲目。ちょうたのしい(月並み感想)

 学生のうちに思いっきり楽しく歌ってお客さまを巻き込み会場を楽しさでワッと湧かせたい、そんな曲です。我々グリー民もこの曲を歌うときはとっても楽しく声が弾み、発声方法がおろそかになり学指揮さんに怒られます。テンションMAX!おっとそんな歌ではないですね!

 ちなみに4女が1年のときに、第103回定期演奏会(混声開催)で女声版「きみ歌えよ」を演奏しています。親しみやすい曲です。

 

★「前へ」佐藤賢太郎 詩曲

 カワイ出版“「歌おうNIPPON」プロジェクト”のために書き下ろされた曲。

 人生を見つめ直し、ありのままの今を感じ、未来へ歩き出す。そんな曲。

 

 ここで楽曲解釈を延々と述べてもしかたないので、みなさまぜひ、6月27日は川口リリアへ足をお運びいただけましたら幸いでございます。我々立グリ現役は若者らしいパワー溢れるエネルギッシュなステージをお届けする所存です。

 実は中の人は、グリフェスにて現役が毎年「愛唱曲集」を演奏するのはもったいない、そこに落ち着かず新しい進化を見せてほしい、などといった意見を小耳に挟んだことがあります。これの真偽は定かではありませんが、中の人の私的意見を申し上げますと、グリフェスにて現役が「愛唱曲集」から曲を演奏いたしますのは、グリフェスという演奏会全体のバランスを考えるとあながち悪くないのではないかと考えております。現役の学ステを除く各ステージは組曲で構成されることが多いです。そこで現役が小品集のステージを構成することにより、全ステージが組曲という構成を避けることになります。あるいはお客さまにも親しみのある曲を差し挟むことで、演奏会をさらに楽しんでいただけるのではないかとも考えております。現役の組曲演奏や新規挑戦は毎年の定期演奏会にて試みているので、どうぞ定期演奏会も併せてお楽しみいただけますように。そんなことも考えております。なんて、個人的意見ですがひとつご参考くださいませ。

 

 さて、6月1日には当日ピアノを演奏していただく先生をお招きしての学ステ練習を行ないました。あいにく中の人は諸事情により欠席でありましたが、そのときの完成度は「この時期にしてはよく歌えている」とのことだったとお聞きしています。グリー民は音取り開始から通し練習までのスパンは短いものの、そこから曲に表現をつけていく過程において足踏みを繰り返すことが多いです。同じ注意を繰り返し受ける前に、一人ひとりが復習を行なうことを習慣づけられたらよいのではないかと思います。今週の練習もあと1回。演奏会に向けグリー民は楽しくがんばります。

 それではおやすみなさい。

 

文責:今夜の月は見えない正ITマネージャー